2011年11月2日水曜日

放射能問題情報誌 『放射線テレックス』

 1986年のチェルノブイリ事故以来、ドイツ・ベルリンで発行されつづけている情報誌があります。『Strahlentelex シュトラーレン・テレックス』。これは現在 『放射線テレックス』 と訳されて、「日本における放射線リスク最小化のための提言」という2011年3月20日付けの文書などによって、目にされるようになってきました。

 『放射線テレックス』 は毎月初頭に発行されている、放射能問題に関する情報誌です。2011年4月号からは東京電力福島第一原発事故についての報告が掲載されるようになりました。私は縁あってこの4月号以降のものを毎月手にすることになり、内容はすでに日本で知られているものと大差ないかもしれないけれど、日本国内の視点とは違った角度から何か新鮮な示唆をもたらしてくれるかもしれないとの期待を持って、日本に関連する記事を翻訳して、このブログで公開していこうと思います。発行人にはすでに了解を得ています。

 ベルリンに暮らし始めてほんの一年あまり、私のドイツ語はまだまだ未熟です。翻訳には多々至らない点が散見されるでしょう。原文と照らし合わせてみたいという方は、こちらから、月6.99ユーロ(約750円)かかりますが購読できます。20ページほどの小冊子です。福島問題だけでなく、ドイツをはじめ世界各国の放射能問題やチェルノブイリ事故関連の記事、また電磁スモッグ問題についての定期レポートもあるので、関心のある方にはぜひ試していただきたい。購読は難しいけれど、私の訳が疑わしいので検証したいという方には個別に応じますので、メールでお問い合わせいただければと思います。翻訳に関するご批判は虚心にお受けする覚悟です。

 また、記事内容についてはもちろん、その他様々な意見交換のできる場になればと望んでおります。特に、放射能汚染を受けた地域では、避難したい人と、それを良しと思わずこのまま静かに暮らしていきたい人との間で意見がぶつかりあっている、というようなことを耳にしています。例えば、ひとり悶々と悩み続けている方は、心に秘めていることをここで吐露していただいてもいいし、この問題はいい加減終わりにしてほしいという方は、その思うところをお伝えいただいてもいいと思っています。3.11以後の日本を肌身を持って知らない私にとっては、現在の日本の状況を知ることのできる貴重な機会になるのでは、との期待も携えて、このブログを始めたいと思います。

 具体的な記事の紹介に先立って、次投稿以降『放射線テレックス』の名前の由来、成立経緯、発行人の紹介などをまず掲載していきます。

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